この記事を読み終わる頃には、あなたのスマホは海外に着いて電源を入れた瞬間から、サクサク動く状態になっています。
まずは現実を見よう: ソフトバンクのeSIMは、ぶっちゃけ高い
結論から言う。ソフトバンクの公式eSIMは、目的地によるけど現地SIMや海外プリペイドSIMと比べると、高い。これは否定しようがない。
でも、楽天モバイルのまま海外で使おうとすると、確かに速いけど、1GB/1日って制限があったりする。前は1,000円で1日使える海外パケットを入れてたけど、最近はどこも値上げしてる。
それに、いざという時のサポートの安心感は、やっぱりキャリアが持つ。特に年末年始の長期休暇で、かつ初日からシンガポールでホーカー巡りをして、その足でマリーナ・ベイ・サンズ近くのゲストハウスにチェックイン、なんてハードなスケジュールをこなすなら、なおさらだ。
この記事は「お前、それでいいの?」という読者に向けて、ソフトバンクeSIMの設定方法を、成田空港の第1ターミナルにあるあの混雑するソフトバンクのカウンターに並ばず、出発の5分で終わらせるための具体的な手順を書いた。
【実機検証】成田出発前の5分で終える、ソフトバンクeSIM設定
前置きはここまでだ。手を動かそう。
必要なものは、パスポートとスマホだけ。パスポントは、予約番号が分かればいいので、スマホのメモ帳にメモを取っておけば十分だ。
- 「My ソフトバンク」アプリにログインする。
- トップ画面の「ご契約内容の変更」から「海外利用」をタップ。
- 「海外eSIM」のメニューから、利用したい「データ通信プラン/オプション」を選択します。
- 画面の指示に従って、端末にプロファイルをインストール。ここでWi-Fiは使わないで、モバイルデータ通信で行うこと。
たったこれだけだ。かかった時間は、僕が前にやった時は確か3分20秒くらいだった。

本当にソフトバンクでいいのか? 現地SIMとの賢い使い分け
「いや、だから高いって言ってるやん」と、大阪の実家からお叱りのLINEが来そうだが、結論から言うと、自分のスタイルに合っていれば、別にそれでいい。
僕が前、福岡のゲストハウスで一緒だったベトナム人が、日本の楽天回線でテザリングしながら「安いんだよなー」と笑っていたのが忘れられない。
それでも、ソフトバンクを選ぶ理由は、大きく分けて2つある。
- 面倒くさがり: 現地SIMを買うために、海外の空港で販売店を探すのが面倒。クレジットカードの渡し違いも含めて、日本語対応でない店もある。
- 詰め込み型の旅行者: 1週間の弾丸ツアーで、空港からホテルまでの移動中にグーグルマップで道を調べ、バスを乗り継ぎ、到着したら即、現地の友達と合流しなきゃいけない。そんな時、SIMカードの抜き差しや、設定で迷っている時間はもったいない。
逆に、僕みたいに1ヶ月とか、長く滞在するなら話は別だ。バンコクのスクンビット通りにある、昔ながらのSIMショップで地元の若者に混じって手続きするのも、また一興だ。
これは外せない! ソフトバンクeSIMの3つの落とし穴
実際に使っていて、これが分かっていないとハマるな、という点を3つに絞った。
その1. 日本国内での事前設定は「オフライン」で済ませる
海外についてから「あれ、設定したのに反映されない」とならないように、日本にいるうちにアプリ内で設定を完了させておくこと。
その2. 韓国や台湾で「日本」のアプリにログインしない
韓国の銀行アプリや、インドのAadhaar認証のように、セキュリティ上、国内回線からのアクセスしか許可していないアプリがある。これらはeSIMで海外の回線を使うと、セキュリティ警告が出て使えなくなることがある。仕事のチャットツールや、地元の銀行アプリは、先にログアウトしておくか、この機会に整理しよう。
その3. 設定は、成田に着くまでに、だ
当たり前のことを言っている。出発ロビーは、意外と混んでる。空港の無料Wi-Fiは、セキュリティのリスクを考慮すると、絶対にパスワードを入力したくない。ところが、eSIMの設定画面は、モバイルデータ通信をオフにしていても行える。出発の5分前に、制限エリアのベンチでやるのがちょうどいい。

成田のカウンターで並ぶ前に、空港の無料Wi-Fiで終わらせよう
ソフトバンクのeSIMは、設定は本当に5分だ。それは確か。
でも、この記事の本題はそこじゃない。海外でデータ通信ができる、というのは当たり前の権利ではなく、目的に合った道具を選ぶことだ。
「あ、海外行くならとりあえず」「いや、それ、本当にもったいないですよ」と、僕はバンコクのカオサン通りや、台北の夜市でベンチに座って、よく仲間に言っている。
年末年始の航空券は、本当に高い。だったら、データ通信の1円単位の出費にビクビクするより、ホテルの部屋のグレードを一つ上げることに使いたい。

さて、肝心の設定はもう終わった。あとは、あなたの海外の時間を楽しんでくれ。データ通信のことは忘れて。
あと、このサイトには、他にも実際に使ってみないと分からない、海外SIMのあれこれをまとめてある。LINEの通話をデータ通信だけで無料で使う方法や、他のキャリアの設定方法もチェックしてみてほしい。




