eSIMのデメリット, その前に、本当にデメリットなのか?
「eSIMって便利そうだけど、なんかデメリットもあるらしいよ?」
旅先で会う人たちから、こんな質問をよく受けます。私自身、4年間海外を拠点にいろんなeSIMを使ってきましたが、正直なところ「デメリット」って言われることの多くは、ただの情報不足か、準備不足が原因だと感じています。
思い出してみてください。昔、物理SIMを使っていた頃、バンコクのスワンナプーム空港に着いてすぐにSIMカードの列に並んで、身分証明書を見せて、店員がよくわからない設定をしてくれるのを待つ、あの面倒な時間。あれって、せっかくの旅のワクワク感を削ぐ瞬間でしたよね。eSIMなら、飛行機を降りて機内モードを解除した途端、すぐにネットに繋がります。この「すぐに使える」って感覚こそが、物理SIMにはない最大のメリットだと私は思います。
もちろん、いくつか気をつけなきゃいけない点があるのは事実です。でも、それって「デメリット」というよりは「特性」として捉えるべきじゃないでしょうか。それを知らないで買っちゃうと、「こんなはずじゃなかった」ってことになる。ただそれだけのことなんです。
現地SIM購入とeSIMの比較, どちらが本当に「手間」か?
eSIMを避ける人が多い理由の一つに、「設定が難しそう」というのがあります。確かに、QRコードを読み込んだり、手動でAPN設定をしたりと、普段しない操作はちょっと面倒に感じるかもしれません。でも、現地のSIMカードを買いに行く手間と比べたらどうでしょう?
| 項目 | 現地物理SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 購入場所 | 空港、携帯ショップ、コンビニ | オンライン(日本出発前可) |
| 購入手続き | 身分証明書提示、契約書記入、言語の壁 | オンライン決済のみ(数分) |
| 設定方法 | SIMカード差し替え、PIN解除、APN設定(店員任せが多い) | QRコード読み込み、APN設定(自分で) |
| 紛失・破損リスク | あり(物理SIMカード) | なし |
| 即時性 | 現地到着後、購入・設定完了まで | 現地到着後すぐ利用可 |
私なんか、特にアジア圏でSIMを買うのに何度も苦労しました。例えば、インドではAadhaarっていう国民IDがないとプリペイドSIMが買えなかったり、ブラジルの銀行アプリでは現地のSIM電話番号が必須だったり。こういう国だと、短期滞在者が物理SIMを手に入れるのは本当に大変なんです。eSIMなら、こんな現地の特殊な事情に左右されず、日本にいる間にネット環境を整えられるわけです。

eSIMの接続が不安定になるのはなぜ?現地通信環境の実態
eSIMを使っていると、「なんか接続が途切れる」「通信速度が遅い」と感じることがあるかもしれません。これはeSIMそのものの問題じゃなくて、現地の通信インフラとか、eSIMプロバイダが提携している現地のキャリアの問題であることがほとんどです。
例えば、以前タイのチェンマイにいた時、借りてたコンドミニアムのWi-Fiが壊れちゃって、急遽eSIMをメイン回線に切り替えました。使ってたのはTrueMove Hの回線を使うeSIMだったんですが、旧市街の中心にある「Graph Cafe」では快適に4G繋がったんです。でも、ちょっと郊外のニマンヘミン地区にある「Punspace Coworking Space」だと、夕方になると回線が混んで、速度がガクッと落ちる経験をしました。これって、eSIMのせいじゃなくて、TrueMove Hのそのエリアでのキャパシティの問題だったんですよね。
ローミングパートナーの選び方で安定性が変わる
eSIMプロバイダは、たいてい複数の現地の通信キャリアと提携しています。だから、買うeSIMがどのキャリアの回線を使うのか、事前に確認しておくのが大事です。特に、地方や郊外に行く予定があるなら、その地域で電波が広いキャリアを選んだ方がいいでしょう。
| 国 | 主要キャリア | 特徴 |
|---|---|---|
| タイ | AIS, TrueMove H, Dtac | AISは広範囲で安定。TrueMove Hは都市部に強い。Dtacはやや安価。 |
| ベトナム | Viettel, Mobifone, Vinaphone | Viettelは国営で最もカバレッジが広い。Mobifoneは都市部に強い。 |
| インドネシア | Telkomsel, Indosat Ooredoo, XL Axiata | Telkomselはバリ島含め最も安定。 |
私の経験から言うと、東南アジアではAIS (タイ) やTelkomsel (インドネシア) と組んでるeSIMは比較的安定してました。特に、バリ島ウブドの「Hubud Coworking Space」では、Telkomsel回線のeSIMで問題なくZoom会議に参加できましたね。月々の家賃が約50,000円、食費が約30,000円で生活できるウブドで、安定したネット環境は本当に命綱ですから。
バンド対応の確認は必須
もう一つ、見落としがちなのがスマートフォンの対応バンドです。海外の一部地域では、日本のスマホが対応してない周波数帯(バンド)を使ってる場合があります。せっかくeSIMを買っても、スマホがそのバンドに対応してなかったら、当然繋がりません。
例えば、北米ではBands 2, 4, 5, 12, 13, 17, 66, 71などが一般的ですが、日本のキャリアモデルの中には一部対応してないものもあります。特に古い機種やSIMフリーじゃない端末を使ってる人は、行く先の主要キャリアのバンドと、自分のスマホの対応バンドを事前に確認しておきましょう。これはeSIMに限らず、物理SIMでも同じ話ですが、eSIMを導入する時に改めて確認する良い機会です。
トラブル時のサポート不足, 泣き寝入りする前に確認すべきこと
eSIMに限らず、海外での通信トラブルって、どうしても避けられないものですよね。そんな時、「どこに聞けばいいのか分からない」って状況は最悪です。物理SIMなら現地のキャリアショップに駆け込むこともできますが、eSIMはオンラインで完結するものなので、サポート体制がすごく大事になります。

日本語サポートの重要性
ほとんどのeSIMプロバイダは英語でのサポートがメインです。慣れない場所で、慣れない通信トラブルに遭った時、英語で状況を説明するのってかなりのストレスですよね。Cellesimみたいに日本語でのサポートを提供しているプロバイダを選ぶことは、もしもの時にすごく心強い味方になります。
私が過去に経験したトラブルでは、フィリピンのセブ島でGlobe回線のeSIMを使ってた時、急にデータ通信ができなくなったことがありました。その時は英語でのチャットサポートしかなかったから、状況説明に1時間以上かかって、結局解決せず、別のeSIMを買い直した苦い経験があります。海外にいると、時間もお金も貴重です。だからこそ、日本語での迅速なサポートは、料金以上に価値のあるサービスだと断言できます。
FAQページとコミュニティの活用
何か問題が起きたら、まずはプロバイダのFAQページを確認しましょう。よくある質問や解決策がまとめてあることが多いです。それでも解決しない場合は、チャットやメールでサポートに連絡することになります。
あと最近は、デジタルノマドのFacebookグループやLINEのオープンチャットなんかで、eSIMの情報交換が活発に行われています。「あの国の〇〇キャリアのeSIM、繋がりにくいんだけど誰か解決策知らない?」みたいな投稿も多くて、思わぬ解決策が見つかることもあります。私もよくそういうコミュニティで情報収集したり、共有したりしています。
eSIM対応機種の落とし穴, 意外と見落としがちなポイント
eSIMの「デメリット」として一番わかりやすいのが、やっぱり使える機種が限られることです。最新のiPhoneやGalaxyならほとんど問題ないですが、少し前のモデルや、海外版の特定のモデルだと注意が必要です。
例えば、日本のiPhoneユーザーなら、iPhone 18/Galaxy Z Flip 8、最新スマホの海外eSIM徹底活用術2026といった記事で最新情報を確認できますが、過去のモデルでは物理SIMスロットが1つしかなく、eSIMが使えないものもあります。
iPhoneとAndroidの違い
Apple製品は比較的eSIMへの対応が早くて、iPhone XS以降のモデルならほとんどの機種でeSIMが使えます(日本国内モデルはiPhone XR以降)。それに、iPhoneユーザー必見、物理SIMからeSIMへの移行と海外渡航前チェック 2026で詳しく解説されているように、移行手順も比較的スムーズです。
一方、Android端末はメーカーやモデルによって対応状況がかなり違います。Samsung GalaxyシリーズのS20以降やGoogle Pixel 3a以降なら対応してる場合が多いですが、他のメーカーのミドルレンジモデルなんかだと未対応の機種も少なくありません。特に中国製のスマホだと、eSIM機能があっても、日本の周波数帯に対応してなかったり、eSIMプロファイルのインストールに独自の制限があったりするケースもよく見かけます。買う前に必ず「お使いの機種名 eSIM」で検索して、対応状況を確認しましょう。
SIMフリースマホの選択
海外でeSIMを最大限に使うには、SIMフリーのスマートフォンが必須です。キャリアロックがかかってる端末だと、他の会社のeSIMをインストールできません。最近は、大手キャリアで買ったスマホも一定期間経てばSIMロック解除が義務付けられていますが、買う時にSIMフリー版を選ぶのが一番確実です。
私はいつもSIMフリーのiPhoneとAndroidの両方を持って旅をしていますが、これは緊急時に片方の端末やeSIMが使えなくなっても、もう一方で対応できるようにするためです。特に長期間の滞在では、メインのeSIMが急に使えなくなった時に、予備の通信手段があるかないかで、精神的な負担が全然違います。
電話番号が使えないデメリット, デジタルノマドが直面する現実
多くのデータ通信専用eSIMには、電話番号がついていません。これって、海外滞在中に現地の友達やお店に電話をかけたり、SMS認証が必要なサービスを使ったりする時に困るんです。
現地アプリとSMS認証
これがデジタルノマドにとっては、地味に大きな「デメリット」です。例えば、タイでGrab(配車アプリ)やFoodpanda(フードデリバリー)を使うだけならデータ通信だけで十分。でも、私がブラジルに滞在していた時、現地の銀行口座を開こうとしたら、ブラジルの携帯電話番号が必須で、さらに銀行アプリのログインにSMS認証が必要でした。データeSIMしか持ってなかったから、現地のSIMカードを別に買う羽目になりました。
インドでも同じで、Paytmなどの決済アプリや、政府系のサービスを使うには、現地の電話番号によるSMS認証が欠かせません。短い旅行ならあまり気にならないかもしれませんが、長く滞在して現地のサービスをしっかり使おうとすると、この電話番号の有無が大きな壁になります。

LINEやIP電話の活用
電話番号がなくても、LINEの無料通話やFaceTime、WhatsAppといったVoIPアプリを使えば、インターネット経由で通話はできます。仕事で使うなら、SkypeやGoogle VoiceといったIP電話サービスを使えば、比較的安く海外に電話をかけられます。
あと最近は、一部のeSIMプロバイダが、データ通信と合わせて限定的な電話番号を提供するプランも出てきています。例えばCellesimの特定のプランでは、SMS受信専用の番号や、データ通信量に応じた通話クレジットが含まれる場合があります。長く滞在する予定がある人や仕事で使う人は、買う時に「通話・SMS機能があるか」を必ず確認しましょう。
データ消費が加速する?eSIM利用時のバッテリーとデータ節約術
eSIMを使うと、データ消費が早くなったり、バッテリーの減りが早くなったりするって話を聞くことがあります。これはeSIMそのものの問題じゃなくて、「海外でのスマートフォンの使い方」が原因であることが多いです。
バッテリーの減りが早い理由
海外だと、普段日本で使わないアプリを頻繁に使ったり、GPSを使った地図アプリ(Google Mapsなど)をずっと起動させっぱなしにしたりすることが増えます。それから、電波状況が悪い場所では、スマホが常に強い電波を探そうとするので、バッテリーの消費が激しくなります。さらに、メインの物理SIMとeSIMの両方をオンにしている場合、2つのアンテナが同時に動くので、バッテリーの減りが早くなるのは当然です。
私の経験では、特にタイの地方都市で顕著でしたね。Wi-Fiが不安定なカフェで仕事をしていると、午前中にはバッテリーが半分以下になることもしょっちゅう。常にモバイルバッテリーを持ち歩くのは、もはや当たり前です。
データ消費を抑えるポイント
データ消費を抑えるためには、いくつか工夫できることがあります。
- バックグラウンドアプリの制限: 勝手にデータを消費しないように、不要なアプリの設定は制限しておきましょう。
- 自動更新の停止: アプリの自動更新や、写真をクラウドに自動でアップロードする設定は、Wi-Fiがある時だけにしましょう。
- 地図アプリのオフライン利用: Google Mapsなんかは、事前に地図データをダウンロードしておけば、ネットに繋がってなくても使えます。
- 動画ストリーミングの画質調整: YouTubeやNetflixで動画を見る時は、Wi-Fiでダウンロードしておくか、画質を低めに設定しましょう。
- データセーバーモードの活用: スマホにはたいてい、データセーバーモードや省データモードがあります。これを使うと、バックグラウンドでのデータ通信をかなり抑えられます。
特に、台湾3泊4日、賢いeSIMで通信費を節約!2026年データプラン徹底比較のような記事を参考に、自分の旅のスタイルに合ったデータプランを選ぶことが重要です。無制限プランじゃない限り、データは計画的に使うべきですね。
eSIMの追加・削除が面倒?物理SIMにはない複雑さ
eSIMプロファイルの追加や削除は、物理SIMを抜き差しするのと違って「目に見えない」操作なので、初めてだと戸惑うかもしれません。でも、一度慣れてしまえば、物理SIMよりもずっと手軽で安全です。
eSIMプロファイルの管理
iPhoneの場合、設定アプリの「モバイル通信」からeSIMプロファイルを簡単に追加・削除できます。複数のeSIMプロファイルを保存しておけるので、いろんな国を周遊する時にもすごく便利です。例えば、私はいつも日本用の物理SIMと、長く滞在する国用のeSIM、それから緊急時用のグローバルeSIMの3つを有効にしています。
削除も簡単ですが、一度削除したeSIMプロファイルは基本的に再利用できません。もし間違って消しちゃった場合は、また買い直すか、プロバイダに連絡して再発行してもらう必要があります。これは「デメリット」じゃなくて、「気をつけなきゃいけない点」ですね。
eSIM設定プロセスのステップバイステップ
eSIMの設定は、基本的には以下の手順でやります。
- eSIM購入: CellesimのようなeSIMプロバイダのウェブサイトで、行く国やデータ容量、期間を選んで購入します。
- QRコードの取得: 買ったら、メールなんかでeSIMプロファイルのQRコードが送られてきます。
- 設定アプリを開く: スマホの「設定」→「モバイル通信(またはネットワークとインターネット)」を開きます。
- eSIMの追加: 「eSIMを追加(またはモバイル通信プランを追加)」を選んで、QRコードをスキャンします。別のデバイスにQRコードを表示させるか、手動でコードを入力します。
- APN設定(必要な場合): プロバイダから指定されたAPN情報を手動で入力します。
- 有効化: データローミングをオンにして、eSIMを有効にします。
この手順は、iPhoneユーザー必見、物理SIMからeSIMへの移行と海外渡航前チェック 2026のような記事でも詳しく解説されているので、事前に確認しておくと安心です。
以前、ベトナムでeSIMを設定した際、APN設定を間違えてしまい、何度やってもネットに繋がりませんでした。ホーチミン市のコワーキングスペース「The Hive Thao Dien」で、友人の助けを借りながら30分ほど格闘した末、ようやく繋がった時は安堵しましたね。この経験から、設定手順は必ず事前に確認し、できれば日本にいる間に一度試しておくことを強く推奨します。
後悔しないeSIM選び, 失敗しないための賢いポイント
eSIMのデメリットを「特性」として理解した上で、どう賢く選ぶかが重要です。私の4年間の経験から、後悔しないためのポイントをいくつか紹介します。
信頼できるプロバイダの選定
これが一番大事です。料金の安さだけで飛びつくと、接続トラブルやサポート不足で結局高くつくことになりかねません。以下の点をチェックしましょう。
- 日本語サポートの有無: Cellesimのように、日本語で問い合わせができるプロバイダは安心感が違います。
- レビューや評判: 実際に利用した人のレビューを確認しましょう。特に、現地の通信品質に関するコメントは参考になります。
- 料金体系の透明性: 隠れた手数料がないか、データ容量のカウント方法が明確かなどを確認しましょう。
- 対応キャリア: 行く先の主要キャリアと提携しているか。複数のキャリアに対応していると、より安定した接続が期待できます。
私がシンガポールに入国した際、シンガポール入国はeSIMでスマートに!旅行者向けeKYC規制の最新情報 2026という記事で知ったeKYC規制もあり、信頼できるeSIMプロバイダを選ぶことの重要性を再認識しました。
データ容量と期間の適切な選択
「とりあえず大容量にしとけば安心」って考え方もありますが、無駄な出費になることもあります。自分の使い方に合わせて最適なプランを選びましょう。
- 短期滞在(〜1週間): 数GBから10GBくらいで十分なことが多いです。SNSや地図アプリがメインなら5GBで足りることも。
- 中期滞在(〜1ヶ月): 20GB〜30GB、または無制限プランを検討。リモートワークや動画視聴が多い場合は無制限がおすすめです。
- 長期滞在(1ヶ月以上): 物理SIMと併用するか、データ容量の大きいeSIMを複数購入する、または現地SIMを検討。
私は、特に海外eSIMは本当にデメリットだらけ?賢い選び方で後悔しないための全知識 2026の記事でも書きましたが、自分の過去のデータ利用履歴を振り返って、実際にどれくらい使ったかを把握することが重要だと考えています。
複数eSIMの活用術
複数の国を回る予定があるなら、国ごとにeSIMを使い分けるか、リージョナル(地域限定)eSIMを活用すると良いでしょう。あと、メインのeSIMとは別に、緊急時用の少ない容量のeSIMを常に有効にしておくのも賢い選択です。メインのeSIMに何かトラブルがあっても、すぐに別の回線に切り替えられますから。
海外でeSIMと銀行アプリ, 身分証明の注意点
海外での生活が長くなると、現地の銀行口座を開いたり、公共サービスを使ったりする機会が増えます。この時に、日本のeSIMユーザーが直面するかもしれない「見えない壁」があるんです。
現地電話番号が必須な場合
多くの国の銀行や政府機関、さらには一部のデリバリーアプリやレンタカーサービスでは、現地の携帯電話番号の登録が必須になることがあります。そして、その番号宛にSMSで認証コードが送られてくるので、データ通信専用のeSIMでは対応できません。
例えば、私がメキシコシティに滞在していた時、現地の銀行BBVA Bancomerの口座を開設しようとしたら、メキシコの携帯番号が必須でした。データeSIMしか持っていなかったから、仕方なくTelcelのプリペイドSIMを買って、物理SIMスロットに挿入しました。月額料金は約150ペソ(約1,200円)で、データは3GB、通話無制限でしたね。これは私の住んでいたRoma Norte地区の家賃が約60,000円だったので、通信費としては許容範囲でした。
こういう事態を避けるためには、長く滞在する予定の国の通信事情を事前に調べて、必要なら通話・SMS機能付きのeSIMを探すか、到着後に現地の物理SIMを別に買うことを計画に入れておくべきです。特に、ビザの申請や滞在許可証の更新など、公的な手続きでは現地の電話番号が必須になるケースが多いので注意が必要です。
ビザ問題とeSIM
直接的な関係はないけれど、ビザの要件によっては、現地の滞在を証明するために特定の連絡先が必要になる場合があります。例えば、一部の国では、長期滞在ビザ申請時に現地の電話番号の記載を求められることがあります。eSIMでデータ通信しかできない場合、この要件を満たせない可能性があります。
また、国によっては滞在期間の制限があり、ビザラン(ビザなしで入国し、短期滞在期間が切れる前に出国して再入国を繰り返すこと)を防ぐために、通信状況を監視されるケースもゼロではありません。これは極端な例ですが、常に現地の法律やビザのルールを守ることが大前提です。
あなたの旅に最適なeSIMプランは?目的に合わせた選び方
eSIMのメリットとデメリット、それから注意点を理解した上で、いよいよ自分に合ったプランを選ぶ段階です。旅の目的や期間によって最適なプランは大きく違います。
短期旅行の場合(1週間未満)
観光や短い出張がメインなら、データ容量が少なめで、比較的安いプランがおすすめです。InstagramやGoogle Maps、LINEなどの利用が中心なら、3GB〜5GBで十分なことが多いでしょう。
| プラン例 | データ容量 | 期間 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ライトユーザー向け | 3GB | 7日間 | SNS、地図、調べ物がメイン。Wi-Fi環境を積極的に利用する。 |
| スタンダード | 5GB | 7日間 | 動画視聴も少ししたい、Zoom会議も短時間なら。 |
例えば、台湾3泊4日、賢いeSIMで通信費を節約!2026年データプラン徹底比較を参考に、自分の滞在期間とデータ利用量をシミュレーションしてみると良いでしょう。
中期〜長期滞在の場合(1週間以上)
リモートワークやワーケーション、留学などで1週間以上滞在するなら、データ容量が10GB以上、または無制限プランを検討しましょう。特に、Zoom会議やオンライン学習、動画ストリーミングが多い場合は無制限が安心です。
また、複数の国を周遊する予定があるなら、複数国対応のリージョナルeSIMも便利です。例えば、アジア周遊プランなら、タイ、ベトナム、インドネシアなど複数の国で共通のデータ容量を使えます。いちいち国ごとにeSIMを買う手間が省けます。
データ無制限プランの「公平利用ポリシー」に注意
「データ無制限」って聞くと安心しちゃいますが、ほとんどのプロバイダには「公平利用ポリシー(Fair Usage Policy)」というものがあります。これは、短い期間にすごくたくさんのデータを使うと、一時的に通信速度が制限される可能性があるというものです。例えば、「1日5GBを超えると速度制限」といった条件が付いていることがあります。
これはeSIMに限らず、現地の物理SIMの無制限プランでもよくある条件です。買う前に必ず利用規約を読んで、公平利用ポリシーがあるかどうか、内容はどうなっているかを確認しましょう。「無制限だからって、いくらでも使えるわけじゃない」ってことを頭に入れておくべきです。
eSIMのデメリットを乗り越え、スマートな旅へ
これまでeSIMの「デメリット」って言われてきたことについて、私の経験を交えながら説明してきました。結局のところ、eSIMのほとんどの「デメリット」は「特性」であって、それを理解してちゃんと対処すれば、海外でのネット環境は劇的に良くなります。
物理SIMの抜き差しの面倒さ、現地での身分証明書の提示、なくすリスクなんかを考えると、eSIMが提供してくれる便利さ、安全性、そして旅の自由度は計り知れません。特に、空港に着いた瞬間にネットに繋がる安心感って、何ものにも代えがたいものです。
デジタルノマドとして世界中を旅する私にとって、eSIMはもう必需品です。東京のカフェで次の旅先のeSIMを準備する、あの瞬間に、旅はもう始まってるんですから。ぜひこの記事を参考に、あなたの次の海外旅行でeSIMを賢く使って、もっと快適でスマートな旅を実現してください。
よくある質問
eSIMは、物理SIMに比べて本当に接続が不安定になりやすいのでしょうか?
いいえ、eSIM自体が接続を不安定にすることはありません。接続の安定性は、eSIMプロバイダが提携している現地の通信キャリアの回線品質や、渡航先の通信インフラに依存します。信頼できるeSIMプロバイダを選び、事前に利用するキャリアの評判を確認することが重要です。
eSIM利用中にトラブルが発生した場合、どこに問い合わせれば良いですか?
まずはeSIMプロバイダのFAQページを確認し、それでも解決しない場合は、プロバイダのサポート窓口に連絡します。日本語サポートを提供しているCellesimのようなプロバイダを選ぶと、いざという時に安心です。SNSのデジタルノマドコミュニティで情報を求めるのも一つの手です。
データ通信専用のeSIMでは、電話番号がないと困ることはありますか?
はい、特に長期滞在者や現地のサービスを利用する際には困ることがあります。現地の銀行口座開設や一部のアプリでは、現地の電話番号によるSMS認証が必須となるケースが多いです。必要に応じて、通話・SMS機能付きのeSIMを検討するか、現地の物理SIMを別途購入する必要があります。
eSIMを使うとスマートフォンのバッテリー消費が早くなると聞きましたが、本当ですか?
eSIM自体がバッテリーを特別に消費するわけではありませんが、海外でのスマートフォンの使い方(地図アプリの多用、電波の弱い場所での通信、複数のSIMを有効にしている状態など)によってバッテリー消費が早くなることがあります。モバイルバッテリーの携帯や、バックグラウンドアプリの制限などの対策が有効です。
eSIMのプロファイルは、一度削除すると再利用できないのでしょうか?
はい、基本的に一度削除したeSIMプロファイルは再利用できません。誤って削除してしまった場合は、再度購入するか、プロバイダに連絡して再発行の手続きが必要になります。削除する際は、本当に不要かどうかを慎重に確認しましょう。
複数の国を周遊する予定がある場合、eSIMはどのように選べば良いですか?
複数の国を周遊する場合は、国ごとにeSIMを購入するか、複数の国で利用できるリージョナル(地域限定)eSIMを活用するのが便利です。また、メインのeSIMとは別に、万が一に備えて緊急時用の少容量eSIMを予備として持っておくのも賢い選択です。
現地へ行きますか? シンガポール eSIM ページでプランを比較し、出発前にインストールしてください。




